日本企業が海外M&Aを担う人材に求めるものとは?
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「M&A経験者」ではなく、「海外事業を成長させる人材」が選ばれる時代へ
近年、日本企業では海外市場への進出を加速するため、M&Aを成長戦略の重要な手段として位置付ける企業が増えています。そのため、「海外事業・海外M&A」の採用ニーズも年々高まっています。
しかし、採用現場で求められているのは、単にM&A案件を経験した人材ではありません。
企業が本当に求めているのは、M&Aを通じて海外事業を成長させられるビジネスリーダーです。
重要なのは「ディール経験」だけではない
海外M&Aでは、企業価値評価(Valuation)や財務分析のスキルはもちろん重要です。
しかし、それ以上に評価されるのが、
- なぜその市場へ進出するのか
- なぜM&Aという手段を選ぶのか
- 買収後にどのようなシナジーを創出するのか
- 海外事業をどのように成長させるのか
といった事業視点で考えられる力です。
実際、多くの日本企業では、
- 海外市場調査
- M&A戦略立案
- 買収候補企業の選定
- DD(デューデリジェンス)
- Valuation
- 契約交渉
- PMI(Post Merger Integration)
まで、一連のプロセスに携われる人材を高く評価しています。
PMI経験の価値は年々高まっている
近年の採用市場で特に重視されているのがPMI(買収後統合)です。
M&Aは契約締結がゴールではありません。
むしろ、
- 組織統合
- ガバナンス構築
- IT・ERP統合
- 販売チャネル統合
- 現地マネジメントとの関係構築
- シナジー創出
など、買収後に成果を生み出せるかどうかが企業価値を左右します。
そのため、大型案件の経験だけではなく、買収後の事業成長まで携わった経験を持つ人材への評価は年々高まっています。
海外事業への理解も重要な評価ポイント
海外M&Aでは、ファイナンスだけでは十分とは言えません。
企業は、
- 海外事業開発
- 海外子会社運営
- 現地パートナーとのアライアンス
- 市場参入戦略
- 各国の規制や商習慣
などの経験も重視しています。
つまり、「M&Aの専門家」よりも、海外ビジネスを理解したうえで投資判断ができる人材が高く評価されるケースが増えています。
英語力以上に求められるコミュニケーション力
海外案件では英語力は前提条件です。
しかし採用担当者が見ているのは、語学力そのものではありません。
- 海外経営陣との交渉
- 法律事務所・会計事務所との調整
- 本社と海外拠点との合意形成
- 多様なステークホルダーとのコミュニケーション
こうした調整力・交渉力・ファシリテーション能力こそ、日本企業が重視するポイントです。
ヘッドハンターとして海外M&Aポジションを担当する中で、私が重視しているのは職務経歴書に書かれた案件数だけではありません。
- その案件でどのような役割を担ったのか
- どのような意思決定に関わったのか
- 買収後にどのような成果を生み出したのか
- 海外事業にどのような価値を提供したのか
こうした実績まで丁寧に理解した上で、企業との最適なマッチングを行っています。
海外M&A人材の市場価値は今後もさらに高まると考えています。
転職をご検討されている方はもちろん、海外事業やM&A領域で採用をご検討中の企業様も、お気軽にご相談ください。
未来の成長につながる最適なマッチングをサポートいたします。
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ベンチャーピープル・キャリアコンサルタント・チェウォンソク取締役(日本語対応可能)
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